**『長慶天皇紀略』**は、大正13年(1924年)に三輪義煕氏によって出版された書籍です。
本書は、宮下文書に記された長慶天皇ゆかりの伝承や史跡についてまとめたものであり、南朝第三代天皇である長慶天皇の足跡を富士山麓を中心に考察した貴重な研究書です。
三輪義煕氏は、『神皇紀』の出版後も宮下文書の研究を続け、その成果をさらに発展させる形で『長慶天皇紀略』を刊行しました。
本書には、富士山麓に伝わる長慶天皇の伝承、護良親王や楠木正成との関わり、各地の史跡や古社寺などについて詳しく記されています。
宮下文書研究室では、『長慶天皇紀略』の現代語訳を進めるとともに、史料の紹介や歴史的背景の解説を通じて、その内容を分かりやすく広く紹介しています。
また、長慶天皇ゆかりの史跡を実際に調査し、その成果もあわせて公開しています。